ゴードン・ラムゼイ、インド市場に初進出

英国の有名シェフでレストラン経営者のゴードン・ラムゼイは、トラベル・フード・サービス（TFS）と提携し、彼のレストラン帝国を初めてインドに進出させた。

ゴードン・ラムゼイ・レストランツはTFSと提携し、ゴードン・ラムゼイ・プレーン・フード、ストリート・ピザ、ストリート・バーガー、ゴードン・ラムゼイ・プレーン・フード・トゥーゴーという4つのレストラン・コンセプトをインド中の空港で展開する。

この契約は、2027年までにインドの複数の旅行拠点で合計6つのレストラン・コンセプトを発表する3年間のオープン・プログラムの開始を意味する。最初の2店舗は2024年最終四半期にオープン予定。

ゴードン・ラムゼイ・レストランツは、1998年にTVシェフによって設立され、34店舗を擁する英国最大級の個人経営レストラングループである。同グループは、上海、韓国、マレーシア、フランス、ドバイ、シンガポール、そして現在タイを含む海外にも22店舗を展開しており、さらなる海外出店も計画されている。さらに、米国では現在32店舗を展開しており、全世界で88店舗を展開している。

ゴードン・ラムゼイ・レストランツのCEOであるアンディ・ウェンロックは、この新しい契約について次のように述べている。

同グループはムンバイを拠点とするインド最大級の飲食業者TFSと提携し、ラムゼイのレストラン・コンセプトをインドに導入する。TFS社は、19都市の旅行拠点に380以上のクイックサービスレストラン、バー、飲食店を経営している。また、世界各地で27の空港ラウンジを管理・運営している。

TFSのエグゼクティブ・ディレクターであるヴァルン・カプールは、今回の提携について次のように述べている：「このパートナーシップにより、TFSが情熱を持って推進してきたインドの空港における食の革命をさらに発展させることができます。ゴードン・ラムゼイのアイコニックなブランドは、風味と繊細さのかつてない融合を提供し、インド人旅行者の旅にさらなる興奮をもたらし、彼らの食事体験を忘れられないものにするでしょう。"