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夫のウイスキー・コレクションを盗んだ女が法廷へ

別居中の夫と共同経営していたホテルに保管されていた9000ユーロのウイスキー・コレクションが行方不明になり、女性が裁判所に出廷した。

によると タイムズ・オブ・マルタマルタ島南側のヴィットリオーザ/ビルグにあるこのホテルは夫婦の共同所有だったが、夫(無名)が蒸留酒のコレクションを集めた張本人だと主張している。

コレクションの正確な内容は明らかにされていないが、夫はその価値を約9000ユーロと見積もっている。

夫は2020年7月に30本の希少なボトルのコレクションを盗んだとして別居中の妻を告発し、ボトルを運び出す様子を撮影したCCTVを見せた。しかし、同じくホテルで働いていた彼女と新しいパートナーは、作業中にボトルを守るために移動させただけだと警察に主張した。

警察は、夫が結婚前にコレクションを始めたことを証明する領収書を見せるまで介入しなかった。

法廷に出廷した妻は、夫の商品占有を妨害した罪で有罪となったが、窃盗の容疑は晴れた。両者とも控訴したが、妻はホテルの共同経営者であることを理由にコレクションの共同所有権を与えられていないとして控訴が棄却されたのに対し、パートナーは上司である妻/パートナーの指示に基づいて行動しており、窃盗で利益を得る目的ではなかったとして無罪となった。

パリのラ・トゥール・ダルジャンのセラーから130万ポンド相当の高級ワインが消えた事件では、刑事たちは頭を悩ませている。

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