1,000万ポンドのリマヴァディ・アイリッシュ・ウイスキー蒸留所が計画承認を取得

デリー州のコーズウェイ・コースト・アンド・グレンズ区議会は、この4ヶ月で2件目となる新しい蒸留所の建設計画を承認した。

リマヴァディ・アイリッシュ・ウイスキーは、マジリガンに1000万ポンドを投じた新開発の計画許可を取得した。

2015年まで16年間ブッシュミルズに在籍したダリル・マクナリーは、2021年に同社を立ち上げ、アイリッシュ・ウイスキーの歴史的な名前を復活させた。

リマヴァディ蒸留所は1750年から1915年頃までこの地で操業していた。最盛期には年間120万リットルのアルコールを生産していた。

新しい蒸溜所は、アイルランド北海岸のリマヴァディ渓谷から6マイル離れたマクナリーの父親の農場で開発される予定だ。マクナリーは地元の穀物を調達し、家族の納屋で蒸溜したいと考えており、このプロジェクトは2021年のブランド立ち上げに先立ち、何年も前から進められてきた。

1,000万ポンドの投資により、13人の雇用が創出され、さらに12人の雇用が間接的にサポートされる見込みだ。

マクナリーによれば、近代的な蒸溜所は年間350万本のウイスキーを生産でき、世界市場に対応できるように設計されている。

「このイニシアチブは、特に地元の農家に恩恵をもたらし、価値の高い生態系を育成し、コーズウェイ・コースト・アンド・グレンズ地方に数千万ポンドをもたらすことが期待される」と語った。

コーズウェイ・コースト・アンド・グレンズ区議会は、デリー州のマスター・ディスティラーが申請書を提出してから32ヶ月後の2024年5月2日、農場多角化計画を正式に承認した、 アイリッシュ・ニュースが報じた。

アイリッシュ・ウイスキー蒸留所としては、今年2件目の許可となる。クシェンダルのグレンズ・オブ・アントリム蒸留所プロジェクトは、2月に許可が下りた。

グレンズ・オブ・アントリム蒸溜所プロジェクトの申請は、2020年12月にマキロップ一家によって初めて開始された。当初、この計画には多くの反対意見が寄せられたが、マキロップ一家は最終的に数十人の地元住民が賛同する嘆願書を提出することができた。委員会は、蒸留所と観光プロジェクトにゴーサインを出すことを推奨する議会の計画担当者からの報告書を検討した。

リマヴァディ蒸溜所はアイルランドの蒸溜所の歴史に根ざしているかもしれないが、その後ろ盾は池の向こうの米国にある。マクナリーはバーモント州を拠点とするウィスルピッグと提携し、2021年にこのブランドを立ち上げ、米国の支援者が米国市場でのリマヴァディ・シングル・バレル・アイリッシュ・ウイスキーの流通を担っている。