ドイツのVDPが記念マグナムを限定発売

ドイツの高級ワイン・グループVDPが、見本市VDP.Weinbörseの50周年を記念して、限定マグナム・コレクションを発表した。 

VDPはドイツのトップ生産者の多くを代表し、毎年ドイツのマインツで見本市を開催している。今年は見本市の50周年を記念して、同グループは200本の記念ボトル・コレクションを発表する。

200個のユニークなマグナムには、それぞれ異なるVDPワイン生産者のポラロイド写真がプリントされ、彼らのワイン造りを愛する理由が添えられている。

VDPは、この限定版コレクションによって、ワイン造りの最良の側面に焦点を当てることで、より多くの若者をワイン造りの職業に引き付けたいと考えている。

「特に熟練労働者不足の時代には、次世代にやる気を起こさせ、強化することが極めて重要です」と、VDPのウェブサイトには声明文が掲載されている。

ワイン生産者たちは、「良い農業が世界を救うと信じているから」、「すべてのブドウの収穫は魔法のようだから」など、この業界に入った理由を語っている。

特別版マグナムに共通するテーマは、ワイン造りの文化的遺産の保護と継続、そして持続可能性と土地への感謝の強調である。

各ボトルには特注のラベルが貼られ、同様にユニークなVDPの木箱に詰められている。ボトルの中のワインは、大部分がVDP.グロッセ・ラーゲの格付けレベルにある。

VDP.Weinbörseは毎年ドイツのマインツで開催される、ドイツワインのトップメーカーのための最大の見本市である。この見本市はVerband Deutscher Prädikatsweingüter (VDP)によって運営されている。VDPはドイツのトップワインメーカーを1つの品質基準ラベルの下に集め、ドイツの最高品質のワイナリーを宣伝することを目的としたドイツの組織である。

すべてのVDPワインは6段階の格付けに従ってラベル付けされ、顧客に品質を明確に示す。

VDPはまた、ドイツのワイン産業におけるトレーニングの陣頭指揮を執る計画も立てており、130以上のトレーニング会社と協力して、才能ある次世代のワインメーカーを発掘している。